永代橋に行ってきた。



山本一力作品のファンで、その舞台に多い深川地区に行きたいと言い出した上京中の母を連れて

東京都江東区の富岡八幡宮の次に行ったのが、隅田川に架かる永代橋。
東京を代表する橋の一つで、中央区新川と江東区永代を結んでいます。
初代の永代橋は元禄11年に架けられており、赤穂浪士が吉良上野介の屋敷に討ち入った後、
この永代橋を渡って泉岳寺へと吉良の首を持ち帰ったのは有名な話。


私も大好きな、永代橋から南側を見た風景。

中央に見えるマンション群がそびえ立つ中島は、もんじゃ焼きで有名な月島などがある佃島。
その右側に見えている大きな橋は、月島へと渡る佃大橋。

実際、永代橋からの景色はこのように外国人観光客たちも喜んで写真に収めていました。
ちなみにこの時、永代橋に来ていたのは我々以外には外国人観光客だけで
日本人はいませんでした。
東京駅から門前仲町へのルートにある橋なので、
江東区の観光の鍵は、いかに永代橋にも魅力を感じてもらうかというところかもしれません。

ちなみに永代橋から北側を見ると、東京スカイツリーが見えます。


永代島の袂にひっそりと建っている、船員教育発祥之地の碑。

明治維新後、世界と張り合っていくにはもっと船舶教育が必要だということになり、
岩崎弥太郎がこの地に「三菱商船学校」を設立したことにより、
日本の船乗りの教育システムは始まりました。
この三菱商船学校が、さかなクンが客員教授を務めていることで知られる
現在の東京海洋大学の前身の一つでもあります。


ということで、この日は門前仲町でおそばと丼物を食べました。

深川地区はまだまだいろいろと見所が多いです。
時代小説が好きな人は、かなり楽しめる場所のような気がします。

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