ポルトガルのトマール(Tomar)にあるキリスト教修道院( Convento de Cristo)。ユネスコの世界遺産に登録されている有名な建築物ですが、事前の予想の数倍もの大きさのスケールに驚いています。ジョアン3世の回廊の上にあるテラスだけでも、この規模。
常にイスラム圏との戦いにさらされていただけあって、ポルトガルの建造物というのはフランスやドイツといった中ヨーロッパ諸国とはまた異なる独特の趣があります。
それにしても、どの地点からどのように撮っても、絵になりますねえ……。この日は晴れて日差しの強い日でしたが、雨の濡れた日もまた味があってよさげ。
というわけで、これを読んでいる人も回廊ばかりでもう飽きてきている頃かと思いますが、実際にはもうその壮大さに圧倒されて、時間があっという間に過ぎてしまいます。僕もかなり時間をかけて散策したのですが、もっといたかったぐらいです。ここはこれまでのポルトガルの行程の中でも1位を塗り替えるほどの印象に残った場所でした。
そして出口から退出するわけですが、実はこの修道院の凄さを知ることになるのは、出口を出てからだったのです……。
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