演劇集団キャラメルボックス版『時をかける少女』を観に行った。


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昨日は演劇集団キャラメルボックスの『時をかける少女』を観に行きました。今年は同劇団が30周年なので脚本家の成井豊氏が好きな作品を、ということで選ばれたんだそうです。

原作の30年後を描いているそうで、原作にあるあの約束がどうなったのかが、原作の主人公の姪である女子高生の視点から描かれています。あまりにも有名すぎる原作なのに、完全にキャラメルボックスの世界観になっていて、原田知世版の映画やアニメ映画版を観ている僕もものすごく楽しむことができました。昨日は原作者の筒井康隆先生も観に来て絶賛されたんだそうですよ。

それにしてもタイムリープはどうやって表現するんだろう……と思っていたんですが、タイムリープといいテレビ電話といい、時間や場所の隔たりをこうやって表現するのかー!と驚きました。

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今回は前説が撮影OKということで、製作総指揮の加藤昌史さんと劇団員の方の前説のやり取り。

そういえば終演後、ロビーで劇を観終わった女子高校生たちが「ここでラベンダーのハンカチが売ってたら、買っちゃうよねえ」「買う買う〜」と言い合ってましたよ。主人公と同じ女子高生たちにも深く感情移入できる作品だったんだろうなあ。


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