マーケティング的な鋭すぎる視点、『すべてのJ-POPはパクリである』


今日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、お笑い芸人マキタスポーツの話題の著作、
『すべてのJ-POPはパクリである』です。
題名だけ見ると、何か音楽業界を揶揄したような内容かと思ってしまうのですが、
音楽を一つの工業製品と見なし、どのようにマーケティングされているのか、
どのように制作され開発されているのかということが、
アナリスト的視点で絶妙に研究されていて、読み入ってしまいました。これはすごい。
ヒット曲にありがちな「カノン進行」「歌詞の語句」などのテクニックから、
現代音楽市場における4つのマーケットの分析など、
「そっか、こういう表現で言えばいいのか!」というような分かりやすい説明が
とても参考になります。いやあ、すごく勉強になりました。


『すべてのJ-POPはパクリである 』(マキタスポーツ著/扶桑社)


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