大河ドラマ『八重の桜』の会津戦争の凄まじさ


NHKで放送中の大河ドラマ『八重の桜』、ここのところ目が離せません。
主人公・八重の故郷である会津藩に新政府軍が攻めてくる、いわゆる会津戦争が繰り広げられ、
まさに作中最大の山場を迎えているわけですが、6週以上会津戦争が続いています。
歴代大河ドラマの作品の中でも、一つの戦争をここまで何週も描き続けるというのは、
太平洋戦争を描いた1984年の『山河燃ゆ』ぐらいで、
大抵は主人公のターニングポイントになる戦いでも、前後編の2週がせいぜいです。
しかも会津は敗者側なので、敗北に向けての悲劇に胸を締め付けられてしまいます。
たった一瞬ですが、新政府軍の砲撃を受ける会津若松城が、
空撮で空から見たようなCGのシーンがあったんですが、強烈に印象に残っています。
よく「会津の人間は長州の人間を今でも嫌い」ということがトリビア的に言われますが、
ここまで新政府軍に徹底的に痛めつけられている会津戦争を見ると、よく分かりますね…。


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