さらばゼウス技研!『神話戦士ギガゼウス』episode-5&6


今年関西テレビで放送されたドラマ『神話戦士ギガゼウス』の最終巻、episode-5&6を観ました。衝撃のグダグダ感でスタートした神話戦士ギガゼウスですが、終盤に近付くにつれ次第にシリアスな怒濤の展開になっていきます。そして、最後の闘いへ。
地球防衛業とは別に、父の仇である闇の組織シャドーアニマルズの謎を追っていた沢田康一隊員(河野朝哉)が、その真相を知ってしまい、物語は一気に佳境へ。でもそんなシリアスな場面にギャグが変化球的に放り込まれてくるので、つい笑ってしまいます。
ゼウス技研を去ることになる剣剣介隊長(古賀亘)、シャドーアニマルズの核心に迫っていく沢田隊員、趣味のノートを見られて行方不明になる羅門颯人隊員(佐々木喜英)、一見チャラそうで正義感の熱い南城丈志隊員(東出有貴)、戦闘中にもなぜかBLの妄想が泊まらない上杉佳織隊員(徳井青空)、強敵にもなぜかラップで立ち向かう雁川原春平(吉田宗祐)たちゼウス技研の面々と、西京の魔陀羅獣デスシェプトやシャドーアニマルズとの死闘が描かれます。
それにしても、灰戸役の本宮賢二さんとリンジー役の椿木琴乃さんの存在感がハンパないです。とにかくカッコ良すぎる。そして、まさかの続編を示唆するかのような最後の剣隊長の謎のシーン。あれが映るたび、うちの1歳半の子はギャン泣きします。
それと、特典映像にはエピソード1につながるプロローグが収録されていて、ゼウス技研に復帰する前の剣研介隊長の生活が描かれているのですが、大ヒットDVD『温厚な上司の怒らせ方』の碑文谷潤教授がゲスト出演しています。メイキングでは、碑文谷教授の大ファンだという剣隊長役の古賀亘さんが碑文谷教授から直々にサインをもらって喜んでいるシーンがあり楽しいです。
いやあ、何度見ても面白くて見入ってしまいます。神話戦士ギガゼウス、これからももっともっと続いてほしいです!


『神話戦士ギガゼウス スペシャルDVD-BOX episode-5&6』(監督=古屋雄作/主演=古賀亘)


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