歴史物語『厳島戦記』、ついに完結!


 

「Timestageメールマガジン」で実験的に連載させて頂いていた歴史物語『厳島戦記』ですが、2年半もの長い期間の連載を終え、ついに今週、完結となりました!

思いっきり個人的興味の話のため、読んでいる人はそんなにいないかなと思って細々と書いていたら、意外に読んでいる人が多くて驚きました。最後までお付き合い頂いた皆さん、本当にありがとうございました。あまり小説を読んだことも書いたこともないので、最後まで書けるかどうか本当に実験でしたが、最後まで何とか書くことができましたよ。
『厳島戦記』は、1555年に広島県・山口県を舞台に起こった「厳島の戦い」に至るまでの15年間の歴史を追ったもので、共に安芸国(=広島県)の発展のために尽くしながらも厳島で死闘を演じることになる毛利元就父子と弘中隆包兄弟の数奇な運命を描きました。

弘中隆包、弘中方明という武将が実在ながらほとんど地元にも知られていないため、特に広島県や山口県にお住まいの読者の方から「知らなかった!」と驚きの感想を頂きました。ちなみに弘中隆包のお墓は上の写真のとおり、山口県岩国市通津の専徳寺に実在します。ぜひ、行ってみて下さい。
そんなわけで、実験的な連載『厳島戦記』は幕を下ろしましたが、またこのお話や登場人物たちが、何かの形で皆さんにお会いできる機会があれば嬉しいです。そして、「厳島の戦い」をはじめ登場人物や舞台となった場所や建物に少しでも興味を持って頂くと、これほど嬉しいことはありません。

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