[ドイツ編] ハイデルベルクを歩いてみた。(1)


古城街道のハイデルベルクに行くことにしました。600年以上の歴史を持つドイツ最古の大学があることでも知られる街ですが、何といってもお城大好きっ子の私にとってはハイデルベルク城が何より気になります。


まずはフランクフルト中央駅からハイデルベルク駅(Heidelberg Hbf)行きのICEに乗ります。この日は朝から大雨で、その影響からかダイヤが乱れまくり、ハイデルベルク駅行きも1時間も遅れるわ乗車ホームも変更になるわと、いろいろ大変でした。


中央駅で売っていた、チーズでコーティングされているパンを車内で食べる。美味い。そう言えばドイツのマクドナルドも、日本の100円マック、100円コーヒーのように、1ユーロメニューがありまして、コーヒーも1ユーロです。ちょっとした待ち時間などは、マクドナルドは結構便利です。


ハイデルベルク中央駅に到着。フランクフルト中央駅からだとICEで約50分。1時間に1本ぐらいのペースで便があります。ハイデルベルク中央駅から市街中心部までは徒歩で20~30分かかってしまうので、バスか市電(トラム)で移動するのが便利なんですが、ちょうどいいダイヤがなくて歩いて行ってみることに。すると…


おおっ、アンペルマンじゃないですかっ! アンペルマンというのは旧東ドイツで使われていた信号機のマークで、東西ドイツ統一後に旧西ドイツの信号機に統一されそうになったところを、あまりのかわいさに保存運動が起こったというもので、旧東ドイツではお土産のキャラクターにもなっているほど大人気。今回の旅は旧東ドイツ領には行かないのでまさか現物を見られるとは思いもしませんでした。歩いて行ってよかった。かわいー。


ハイデルベルク散策の拠点、ビスマルク広場に到着。バスやトラムなどが入り乱れて、観光客が増え始めました。出店も増えてきて、バナナチョコクレープを買ったりしましたよ。それにしても寒い。


ビスマルク広場からハウプト通り(Haupt Str.)を歩いて行きます。お土産屋さんや洋服屋さんなどショップが立ち並んでいるメインストリートです。あまり人がいないなあと思っていたら、マルクト広場に近づくにつれてだんだん人通りが多くなっていきました。


マルクト広場に到着。前に見えているのは精霊教会。背後には市庁舎があります。クリスマスマーケットが開かれていて、たくさんの人でにぎわっています。少し南に行くと小さな子ルン広場があり、そこでもまたクリスマスマーケットが開かれています。コルン広場からはハイデルベルク城の城壁を見上げることができ、いよいよ城へと向かいます。


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