おでんの具


美容師さんに切ってもらっている時に出身地の話になり、九州出身だと告げたところ、東京出身というその美容師さんが「じゃあ、おでんに入っているちくわぶってあまり知らないのでは?」とおっしゃるわけです。

「ちくわぶって、ちくわと違うんですか?」と言うと、その違いを思いっきり力説されました。これを読んでいる東京の方も「こいつ何言ってんだ?」と思っているかもしれませんね。逆に東京以外の方には「ちくわぶって?」という方も多いのでは。

ちくわぶというのは、ちくわ型の生麩のことですって。言われてみると確かに見たことある。東京のおでんには欠かせないものだそうですが、東京以外では知られていない地域も多いのだとか。東京に来ておでんを買ったことがない私も、全く知りませんでした。

そう言えば、大阪の友人は「おでんのことを関東炊きって呼ぶよ」と言っていたし、台湾のコンビニのおでんには「関東煮」と書かれていたし、静岡出身の知人は「おでんには、黒はんぺんだよね?」と言っていたし、おでん一つとっても、各地のいろいろな特徴があるものですね。

地域によっていろいろな特徴や差がある、というものには、他にどんなものがありますかね。


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