「歴史発想源/富国の仁術・帝都再生篇」、連載スタート!


毎週土日配信中の有料メールマガジン『ビジネス発想源 Special』で連載中の「歴史発想源」、おかげさまで大好評を頂き、感謝申し上げます。

歴史上のエピソードから現代の経営やマーケティングに活用できるヒントを見つける「歴史発想源」。先週より新章となる第23章がスタートしました!

今回の舞台は、明治〜大正期の日本! 経済的にも軍事的にも発展していく当時の日本で、各地の未来への発展の礎を築き続けた稀代の政治家・後藤新平が今回の主人公です!

新章・第23章のタイトルは、「富国の仁術・帝都再生篇」

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実は後藤新平の章はずっと前から「歴史発想源」の候補として挙がり続けていたのですが、あまりに壮大で書き終える自信がまったく出ずに保留になったままでした。22章も書いてみて少しは自信が出てきたので、今回思い切って連載に飛び込むことにしました。

 

後藤新平といえば、関東大震災で壊滅的状況に陥った東京を、画期的な都市計画によって100年の未来に耐えうる大都市の基盤を作り上げた復興の第一人者として、阪神大震災や東日本大震災など大災害が起こる度に再注目が集まる人物です。

しかし後藤新平が東京復興を手がけたのは晩年期の最後の仕事。その東京復興を実現させるための実力や人脈は、それまでの数々の事業によって蓄積されたものです。後藤新平の人生を一から辿れば、東京復興という空前の大事業に必要なものがいかに形成されて行ったのかがよくわかります。

維新の雄藩の藩士出身の軍人政治家が多い当時において、後藤新平は医師出身、しかも東大医学部卒のようなエリートコースではなく地方の医療現場上がりという珍しい経歴の政治家。その「衛生行政」の目から繰り出される政治は、まさに「人が人として良い生活ができる」という生物学の原則の上にある政治です。

そして後藤新平が関係した事業には、東京の都市計画だけではなく、NHK、郵便、簡易保険、新聞、鉄道、拓殖大学、ボーイスカウトなどなど、現代でも続いているものが数多く、いかに遠大な視点で取り組んでいるかがよく分かります。

ということで、第23章のテーマは「未来への遠望」

50年先も残る商品開発、100年先も残る事業経営、200年先も残る経営理念のために、ぜひいろいろなヒントを見つけ出してみて下さい!

 

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