[鹿児島篇] 指宿市に行ってきた。


「第二の故郷」である鹿児島県に来たので、
赴任当時に何度も行ったほど好きなお決まりのルートを数年ぶりに辿ることにしました。


まずは、鹿児島県に行くたびに必ず食する名店・吹上庵のおそばで腹ごしらえ。

鹿児島県内に10店舗以上を展開する吹上庵は、回る水車と茅葺き屋根の小屋が目を引きますが、
茅葺き屋根は平川店、川辺店など4店舗のみだったりします。
ちなみにこの日食べたのは、与次郎にある本店。実はかつて与次郎に住んでたのです。
で、黒豚しゃぶしゃぶやがね天などのサイドメニューも頼みました。美味しかったー。
そして吹上庵は、レジ横で売っているそばまんじゅうが抜群に美味いのです。


鹿児島市から南下して、南薩地方(薩摩半島の南部のこと)へ向かうことにしました。

オイルショック後に注目を集めた、喜入の巨大なオイル貯蔵庫。
かつては喜入町だったのですが、今は鹿児島市に編入されているんですね。知らなかった。


というわけで指宿市にやってきたのですが、指宿と言えばやっぱり砂蒸し温泉。

実は僕はこれまで砂蒸し温泉にあまり興味がなくて、一度も体験したことがありませんでした。
でも、家内が「昔からの夢だった」とか言うので、行ってみることにしました。
海岸沿いの砂浜に砂をかけて寝そべって、地熱で身体を温める砂蒸し温泉。
上から見るとこのように、本当に波打ち際でやってるんですね…。

というわけで、砂蒸し温泉初体験。確かにこれは気持ちがいいですね!
砂の中の温かさというより、覆い被さる砂が適度に身体を締め付ける圧力が気持ちいい感じ。
今回、小さな子どもを連れているので夫婦で交代して砂蒸しをしていたのですが、
二番手の僕が上がった時、最初に上がった家内がぶっ倒れて、施設の方々の介抱を受けてました。
どうやら、長く入り過ぎて脱水症状を起こしたみたいです。
砂蒸し温泉も温泉。水分補給は十分に気を付けましょう。
出るのは自由なのですが、10分ぐらいで出るのが理想的らしいですよ。


もともとあまり砂蒸し温泉に興味がなかった僕が赴任当時、指宿市街地よりも好きだったのがこの山川町。

(最近は、山川町は指宿市に編入されたそうですね)
この山川駅、小さな駅なのですが、鉄道ファンにはちょっとした有名な駅です。
ここが「日本最南端の有人駅」、つまり駅長・駅員が存在する駅の最も南のものなのです。
指宿枕崎線はさらに南を走りますが、ここより南の駅は全て無人駅。
ちなみに、2003年に沖縄県にゆいレールが開通したことにより、有人駅が沖縄県にもできたので、
最近は「JRの日本最南端の有人駅」という謳い文句になっています。


指宿枕崎の電車が、山川駅に停まっていました。2歳の子どもも興味津々。

最近、薩摩半島を走る特急指宿のたまて箱、通称「いぶたま」が人気ですが、
いぶたまは鹿児島中央駅と指宿駅を結んでいるもので、
山川駅は指宿駅よりもさらに先の指宿枕崎線にあるため山川駅までは走っていません。


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