金融広報中央委員会の漫画『100万円あったら、どうする?』


健全で合理的な家計運営のために設置されている金融広報中央委員会が刊行している、『100万円あったら、どうする?』という冊子があります。子供向けにお金のことを知ってもらおうという漫画です。これがまたなかなかすごい展開。

 
小学生の4人が偶然通りかかった公園で偶然にバッグを見つけたので、中を見ると100万円が入っていました!そこで主題の「100万円あったら、どうする?」という疑問が彼らに。公園内の福澤諭吉の銅像が見守る中、4人は100万円の使い道を思い描くうちに、なぜか「ところでどうして銀行は預けたら利息がつくんだろう?」とか「クレジットカードは後払い形式なので借金と同じ」とか、お金に関するうんちくを教科書的に話し合い始めます。
そして、いろんな話を総合的に交わしながら「お金は使い方によって人を幸せにもするし堕落もさせる不思議な力を持っているから、お金の正しい使い方を覚えるべきだ」ということを学んだ4人が、「100万円あったら、どうする?」という主題に対して出した答えは、「ケイサツ」!
・・・いや別にいいんですけど、それは家計運営とか金融の啓蒙というより、道徳とかの分野かと。

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