毎週土曜日の『ビジネス発想源 Special』にて連載中の、歴史から経営やマーケティングのヒントを学ぶビジネスコンテンツ「歴史発想源」。
今月より新章となる第46章がスタートします。
これまでの「歴史発想源」の日本史で最も古い時代は「関東大乱篇」の平安時代末期でしたが、今回はさらにもっと時代をさかのぼり、シリーズ最古の日本史となる飛鳥時代をクローズアップします。
第46章のタイトルは「大望の早暁・飛鳥立国篇」!
今回の主人公は、紙幣の肖像に選ばれた回数は最多という、日本人なら誰でも知っている超有名人、聖徳太子です。
聖徳太子といえば小学校の歴史の授業にも必ず出てきて、冠位十二階を作ったり十七条憲法を定めたりしたことで知られる摂政ですが、それらの偉業を「どのような危機が迫り、どのような問題点を解決するために実行されたのか」というところから見ていくと、現代の会社経営やマーケティングの視点にも活かせるヒントがいろいろと見つかるでしょう。
聖徳太子の時代というと、仏教をどう広めるかという話になるので「宗教が絡むとややこしいし地味だし、面倒だなあ…」と興味をなくす方も多いかもしれません。
ただ、当時の仏教というのは学問や建築技術なども含む文化全般のことであって、宗教というよりは、今でいえば「西洋科学が来た」とか「IT文化が来た」といったものに置き換えてみると分かりやすいと思います。「インターネットなんてよく分からんし」という頭の固い人たちばかりを相手にITで世を変えていく、というのが当時の「仏教を広めていく」というイメージに近いのではないでしょうか。
聖徳太子はその後千年以上も続いていく日本の国家のシステムの根幹を作り上げ、中国大陸の大国・隋の脅威にも立ち向かえる国づくりに挑戦した人です。長期経営に必要な基盤は何か、また巨大勢力に負けない組織づくりには何が必要か。いろいろな経営のヒントが見えてくるのではないでしょうか。
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