行動によりストーリーが変わる「人生銀行」


タカラトミーが発売した貯金箱「人生銀行」が話題になっています。500円硬貨専用の貯金箱なのですが、液晶画面の中に住人が暮らしていて、お金を入れていくにしたがって住人にいろいろなストーリーが起こっていくというものです。

人生銀行

貯金のペースが遅い時は「学費が必要だ」など、住人が催促をしてきたりするんですね。そして目標金額を期日までに貯められたかそうでないかで、ハッピーエンディングになるかバッドエンディングになるかが変わってきます。住人を幸せにしてあげられるかどうかは、ユーザーが貯金してくれるかどうかにかかっているというわけです。

「利用者の行動次第で異なるストーリーが展開していく」というのは、もはやゲーム要素ですね。「貯金する」という一見地味な作業にゲーム要素を加えるだけで、魅力ある商品になるということです。面白いですね。こういう企画力は持っておきたいものです。

「人生銀行」の公式ホームページも、本当の銀行っぽく作られてあって楽しいですよ。


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