『逆境の中にこそ夢がある』


本日配信の『ビジネス発想源』で取り上げさせて頂いた、『逆境の中にこそ夢がある』という本。現在熊本県知事の蒲島郁夫氏が、東京大学教授時代に書かれた著作です。ふとしたきっかけで読んだのですが、凄絶な人生の奇跡が語られています。


『逆境の中にこそ夢がある』蒲島郁夫氏著/講談社

熊本での極貧生活→落ちこぼれ高校時代→自動車販売会社に就職するも1ヶ月で挫折→農協職員になるも農協の存在意義に疑問が生じ退職→偶然見た新聞広告でアメリカの農業研修生に応募→アイダホ州の牧場で農奴同然の過酷な労働生活→ネブラスカ州立大学に不合格するも、ある縁で条件つき仮入学→豚の精子の保存の研究で博士号取得→なぜか政治経済学が勉強したくなりハーバード大学大学院へ→帰国したら筑波大学の教授に→東京大学から教授職に誘われ「なんで私が東大に?」と某予備校のコピー的な展開に→東京大学法学部教授になり「農協職員から東大教授に」「精子から政治へ」などと新聞に書かれるほどに…、と一転二転して意外な展開となっていきます。そしてこの本の出版後に熊本県知事に当選。とてもすごい人生です。

仕事そっちのけで一気に読んでしまいました。九州人はほんとにスゴい!


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