企画を形にするためのヒント、『成功の神はネガティブな狩人に君臨する』


今週の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、数々のバラエティ番組に携わったTBSのプロデューサー角田陽一郎氏の著作『成功の神はネガティブな狩人に君臨する』です。

企画を形にするために、どのようなアイデアを用意したりどのような根回しをしたりするのかといったことが多く書かれています。角田氏は長らくディレクターとして活躍されたそうで、プロデュースよりもディレクション寄りの内容が多く、多くの企業の企画や開発などに活かせるヒントが多いです。

特に、AD(アシスタントディレクター)として野次馬ギャラリーをどのように味方につけるか、といった話はとても参考になります。これを見ると、ADも誰でもできるという仕事ではなく、ものすごく頭が鍛えられる仕事なんだなあと痛烈に思います。テレビ番組って、こうやっていろいろな方向で考えられているんですねえ。


『成功の神はネガティブな狩人に降臨する』(角田陽一郎氏著/朝日新聞出版)


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