野戦の勇士の強さは永遠なり、『ランボー 最後の戦場』


そう言えば、シルベスター・スタローンの『ランボー 最後の戦場』を観ました。
我々の世代にとっては『ランボー』の3作は強烈に印象深い作品ですが、
実に20年ぶりの続編となった第4作の完結編。
賛否両論あるみたいですが、個人的にはかなり面白かったです。
『1』ではアメリカ、『2』ではベトナム、『3』ではアフガンと舞台を移したシリーズ、
今回はまた東南アジアに戻って、軍事政権下のミャンマーが舞台になっています。
とにかく荒唐無稽のド派手さだった前作に比べて、今回はかなりリアルを追求していて、
ミャンマーの様子から戦争の悲惨さまで、かなり現実に忠実に表現されていました。
だから、エンターテインメントして見てしまうとかなり目を覆いたくなるかと。
でも、祖国アメリカに居場所が無くなった帰還兵の辛さを描いた第1作が大好きだった私には、
今作のあのラストシーンには、かなり涙を浮かべてしまいましたよ。
『ロッキー・ザ・ファイナル』といい、シルベスター・スタローンは
『ロッキー』『ランボー』の人気シリーズを見事な形で完結させたと言えるでしょう。素晴らしい。


『ランボー 最後の戦場』(主演=シルベスター・スタローン)


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