酷評を覆して意外に面白かった、『ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』


2009年に上映されたハリウッド映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』、
深夜にテレビで放送されていたので、録画して観ました。
人気ゲーム『ストリートファイター』シリーズを映像化したもので、
スト2ファンから「こんなのスト2じゃない」と酷評されていたみたいですが、
観てみると意外や意外、けっこう面白いじゃないですか!

『スト2』の人気キャラクターでもあるチュンリー(春麗)が、

父の仇である悪の組織シャドルーの総帥ベガに復讐をする、という話なのですが、
酷評の材料はだいたい「全く春麗に見えない」「ベガがベガらしくない」
「バルログが弱すぎ」「リュウとかエドモンド本田とかダルシムとかが出ない」といったこと。
でも、ゲームにあまり思い入れの無い私は『スト2』の世界観と切り離して観れたためか、
フツーにエンターテインメントとして面白く観ました。いや、結構面白いですよこれ。
というか舞台がタイのバンコクで、バンコクの街並みの中の世界観が、
春麗だからと変に中国や香港に引っ張られていなくてよかったです。
(タイ国民がバイソンを撃退する、という意外なシーンも)
逆に、ゲームと同じような春麗やベガのコスチュームでやってたら寒かったかと。

何より、主演のクリスティン・クルックがかわいすぎです。だから全部許す。

 ←この人。

『ストリートファイター』は1990年代にジャン・クロード・バンダム主演で映画化されていますが、

あの時のクソっぷりに比べれば非常に楽しめた映画でした。
でも、クリスティン・クルックがとにかく美しいので、
スト2ではなくクリスティンならではの新ヒロインキャラクターの誕生も見たかったかも。


『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』(主演=クリスティン・クルック)


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