『ウレロ☆未確認少女』DVD-BOXがスゴイ。(2)


そしてまた今日もDVDを観ているほどハマってしまった『ウレロ☆未確認少女』。何度観ても面白いです。周囲に薦めまくっています。ちなみにDVD-BOXは長時間の特典映像といった収録内容だけではなく、箱と中身のパッケージの絵が微妙に違ったり、DVDのラベルのイラストが各枚別々に描き下ろしだったりと、美術的にもものすごいこだわりでスゴいです。ケースに描かれた雑誌の表紙は、本編を観終わった人は確実に見入ってしまいます。
知らない方のために簡単に説明をしますと、『ウレロ☆未確認少女』は、江東区にある弱小芸能事務所の「@川島プロダクション」が新人アイドルグループ「未確認少女UFI」を売り出して、大手芸能の人気アイドルグループに対抗していくという話。社長の劇団ひとり、プロデューサーのバカリズム、作曲家の東京03角田、マネージャーの東京03飯塚、アルバイトの東京03豊本、事務員の早見あかりが事務所の中でいろんな騒動に巻き込まれていきます。でも単純な一話完結のシットコムではなく、全12話がきちんとストーリーとして連結していて、ドラマとしてもとても完成度が高いです。
どの話も面白いのですが、個人的には、アニメの主題歌になるはずのデビュー曲『ALONE』が奇跡的に修正されていく第2話「ナオセ☆未確認少女」、セカンドシングル『WE ARE UFI!!』が奇跡的に作曲されていく第7話「ウタエ☆未確認少女」が特に好きです。この話のの流れの面白さは『ウレロ』だからこそできるもの。実は『WE ARE UFI!!』は個人的にかなり大好きな曲で、最終回で実際のライブの映像が出てきた時には、ちょっとウルッとしてしまったほど。(ももいろクローバーZのライブ内で実現したそうです)
ドラマ本編だけではなく、DVD化はもちろん、ネットでの「未確認ラジオ」や、実際のライブなど、いろんなメディア展開を実現していく形が、いかにも新時代らしいコメディ作品だと思います。7月からシーズン2が始まりますが、どんな感じになるのか、今からすっごく期待しています。

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