小説版『ザ・クイズショウ』


すっかりドラマ『ザ・クイズショウ』にハマってしまっている私ですが、小説版の『ザ・クイズショウ』が発売され、さっそく手に入れて一気に読んでしまいました。

脚本を担当した及川拓郎氏によるノベライズで、2009年に放送されたゴールデン版ではなく、2008年放送の深夜版『ザ・クイズショウ』の小説版です。いやー、1つ1つのシーンが脳裏に蘇ってきます。


『ザ・クイズショウ』(及川拓郎氏著/ポプラ社)

「ゴールデン版」は「深夜版」の2年後という設定になっていますが、2年前にあんな暴走(いわゆる山之辺事件)を起こした番組『ザ・クイズショウ』を、MCとプロデューサーが一新したとはいえ、なぜ銀河テレビは放送続行を許したのか?という、ドラマでは語られていない経緯が、小説のエピローグでこっそり記されています。

そして、ドラマには出てこない話ですが、将来『ザ・クイズショウ』のゲストとして招待され暴かれるであろう、金田憲之というある一人の視聴者の罪も…。なんて奥深いんだ『ザ・クイズショウ』は。


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