コミュニケーションの王道、『人の前に出る仕事の人へ。』


今週の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、演劇集団キャラメルボックスの製作総指揮・加藤昌史氏の著作『人の前に出る仕事の人へ。』です。

著者の加藤昌史氏は同劇団の俳優ではありませんが、劇団結成後30年にわたって前説担当やロビー接客などで、俳優以上にお客様に近い位置に立ち続けてきたプロデューサー。そんな加藤氏がtwitterで発信し続けた内容をまとめた同書ですが、twitterでの短文にさらに詳しい解説がつけられていて、とてもわかりやすくまとまっています。

舞台に立つような仕事の話ではなく、あらゆるビジネスの現場に必要になってくる、人と人とのコミュニケーションの要が主な内容です。私はとっても人付き合いが下手で話し下手な超内気人間なので、すごく勉強になります。複雑に入り組んだ現代社会の中で生き抜く知恵がぎっしりの一冊です。


『人の前に出る仕事の人へ。』(加藤昌史氏著/ぴあ)


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