7月22日、TKP品川カンファレンスセンターにて、勉強会型イベント「発想源ライブプレミアム」を開催致しました。毎回各界の第一線で活躍されているプロフェッショナルの方を特別講師にお招きする「発想源ライブプレミアム」、今回は三重県伊勢市の「いせ山川クリニック」の院長である、脳神経外科医の山川伸隆先生です。
脳神経外科とは? 脳卒中とは? 認知症とは? さらには頭痛に端を発する様々な危険な症状の実例などをご紹介頂いたのですが、とにかく山川先生の説明は分かりやすい!とにかく誰にでも分かりやすいたとえ話や数値などで説明していく山川先生の表現力には、非常に参考になる部分が多いです。それにしても、脳神経外科というのはものすごく緻密な部分に迫る分野なんですね…。ただ単に「なんか頭が痛い」という状態も、軽視できないなあと思いました。予防がいかに人生に大切かということを痛切に感じます。
山川先生の「いせ山川クリニック」の開業の話や、市民公開講座などの情報発信の意識についてもお話が。「いせ山川クリニック」の診察室の写真が出てきましたが、よく見ると、普通の開業医の医院の診察室と全く違うものがありますよね…。他にも、待合室の椅子は全て、座る部分が既製品よりも2cm高くなっている特注品になっていたり、受付のカウンターが既製品よりも4cm低い特注品だったりして、その理由なども全てが理にかなっています。
実際に「いせ山川クリニック」では診察をどのようにしているのか。受講者の方にもご参加頂いて「診察ライブ」を行ないました。背中に手を当てた理由、両手を持った理由、こんなことを聞く理由…、全てに理由があります。そうやって本質を見極めていく様子は、まるでNHKの『ドクターG』を観ているかのよう。いろんなヒントがいろんな場面に隠されているのですね。
コメント