『踊る大捜査線 THE LAST TV』を観た


『踊る大捜査線 THE FINAL』の公開目前のTVスペシャル『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』を観ました。いやあ、なかなか面白かったです。映画版の『3』が個人的には圧倒的に面白くなかったので、『3』がTVスペシャルで、今回のTVスペシャルが『3』でよかったんじゃないかと思ったぐらいです。

映画化やスピンオフで、原点がテレビドラマだった名残も薄れていましたが、今回は『踊る』主要メンバーによるテレビ版は14年ぶりなんだそうですね。
『3』のラストシーンで湾岸署の署長が真下正義(ユースケ・サンタマリア)になりましたが、今回はその新旧の勢力争いが面白かったです。『交渉人 真下正義』のカッコイイBGMが、すごくくだらないことに使われていたり。『3』では存在意義がよく分からなかった篠原夏美(内田有紀)や王さん(滝藤賢一)、PCオタクの若い人とかの存在も大きかったし、室井さんの出番も多かった。『3』の不満点がいろいろ解消されてた気がします。
でも、織田裕二の作品って終盤で織田裕二の説教が入って「は?」とテンポダウンすること多いですよね…。『正義は勝つ』とか『県庁の星』とか。『踊る2』も、犯人がレインボーブリッジを通過できたのになぜか降りてきて、説教するみたいな。ああいうのがなきゃいいんですけど…。まあそんなこんなで、最終作も楽しみです。

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