台風直撃時の乗り切り術


強大な勢力の台風15号が首都圏に上陸したことで、首都圏の交通網は麻痺し、夕方の帰宅ラッシュを直撃して駅構内などは大渋滞になったそうですね。つい最近の東日本大震災や人身事故で、みんながわれ先に「自分はとにかく早く帰ろう」という行動を取るとすし詰め状態になるということを学んだはずなんですけどね…。

いつも台風がやってくる九州や沖縄では、こういう光景ってあまり見られないですよね…。自分も九州出身だから分かるんですが、台風に慣れている人間なら「ジッとしてりゃ台風が勝手に過ぎ去ってくれる」ということをよく分かってますから、「台風かあ。じゃあ、居酒屋でもいく?」「カラオケでも行っとく?」と、とりあえずジッとしている場所を確保しますよね。仕事してるならその場にいたほうが仕事もはかどるし何より安全。
東京は台風に慣れていないのか「早めに帰らなきゃ」「早めに帰さなきゃ」と判断する人が多いんですよね…。だから簡単にすし詰め状態になります。電車とか動いてないんだし。中には「帰宅するのに6時間もかかりました」とか言う人がいるんですけど、6時間って普通に台風過ぎ去って平常に戻る頃ですからね。屋内のほうがよっぽど有意義に時間使えます。
台風の時はよっぽど洪水の避難勧告とかでない限り、通り過ぎてくれるのをジッと楽しく待つのが一番。自らパニックの死地に飛び込むことはないのです。

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