歴史小説『陰陽の濤 〜防芸厳島戦記〜』、連載スタート!


この度メールマガジン『ビジネス発想源 Special』にて、新たに歴史小説を連載させていただくことになりました。そのタイトルは、

『陰陽の濤 〜防芸厳島戦記〜』(いんようのなみ 〜ぼうげいいつくしませんき〜)

です。

「濤」というのは波のことで、「防芸」というのは周防と安芸つまり山口県&広島県を表しています。

12年ほど前に、参加していたTimestageというクリエイターズチームの発行するメルマガ上で、『厳島戦記』という小説風の物語を連載させてもらっていました。小説を読むのも書くのも苦手な私が、小説っぽいことを書くことができるのかという実験的連載でした。

1555年に広島県で起こった「厳島の戦い」までの15年間を描く物語です。

3年ほどかけてなんとか最後まで書けたのですが、結局「小説は無理!」という結論になって、ビジネス書的には書けるかもということで、その後8年にわたって『歴史発想源』を連載することになりました。つまり「厳島戦記」は「歴史発想源」の前身です。

そんな「厳島戦記」を、新たに書き直そうという話が持ち上がりまして、今度こそ小説の形に挑戦してみよう、ということで『ビジネス発想源 Special』で連載をさせていただくことになりました。

「厳島戦記」のリメイクとも言えますが、完全に全部書き直しとなります。ストーリーは史実をなぞるのであまり変わりませんが、描き方は以前とは全く異なります。

主人公は、毛利元就の長男である毛利隆元と、周防岩国の領主である弘中隆包の同世代二人。共に大内家傘下として手を取り合って戦乱を生き抜きますが、やがて袂を分かつこととなり「厳島の戦い」にて死闘を繰り広げることになる。そんな親友かつ宿敵の二人の15年の物語です。

今月より連載スタートですので、ぜひ『ビジネス発想源 Special』にて読んでみてください!


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