マレーシアのジョホールバルに行ってみた。(1)


シンガポール国内から出てみることにしましたよ。行き先は、マレーシアのジョホールバル。首都クアラルンプールに次ぐマレーシア第2の都市ですが、シンガポールから1時間程度で行けます。ご興味ある方のために、ジョホールバルへどうやって行ったかという行き方を紹介しておきたいと思います。


ジョホールバルへの行き方はバス、電車などいくつかありますが、最も手早いというタクシーで行ってみることにしましたよ。と言っても、シンガポール国内で流している普通のタクシーではダメで、きちんと国境を超える専用タクシーがあるのです。そのタクシー乗り場は、MRTのブギス駅から徒歩5分ほどのアラブストリート沿いにある、ジョホールバル行きのバスターミナルの横です。青色と黄色のタクシーがいるのは、シンガポール国籍のタクシーとマレーシア国籍のタクシーがいるから。どちらのタクシーかを選ぶことはできませんが、どちらも同じみたいです。


ちなみにタクシーターミナル、バスターミナルの周辺のブギス地区はいろいろと飲食店も多いので、早朝から開いていたフードコートでビーフンみたいな料理を注文して朝食に。S$3(約210円)なり。美味しかった。


タクシーは1台でS$40(約2,800円)。4人乗りなので、タクシー乗り場で4人集まるまで待たされますが、4人で1台に乗るから、一人S$10(約700円)で済むことになります。ただ、4人集まらなかったり、相乗りしない場合は、S$40全額支払えば一人でも出発できます。今回はうるさい子どももいるので、S$40でチャーターすることにしました。


高速道路に乗って、ジョホール水道という海峡を越えてマレーシアに入ります。その脇には大きなパイプが。シンガポールは水の確保が難しいため、マレーシアから水を輸入してるんですね。マレーシアに入ると入国審査がありますが、タクシーの運転手さんにパスポートを預けたら、車に乗ったまま審査を通過できます。顔の確認のため、車の窓を開けるようにします。


こうして、シンガポールのタクシー乗り場を出発して45分~1時間程度で、マレーシアのジョホールバル側のタクシー乗り場へと到着します。こちらも、隣にバスターミナルが併設されているみたいですね。

バスもタクシーも乗り場が隣りなので、バスのほうが安くてオトクという人も多いです。ただ、国境の入国審査の際にはバスからいったん降りてチェックを受けなくてはいけないため、その煩わしさを考えると車に乗ったまま入国できるというタクシーはなかなかラクですし、時間がかかりません。あまりに簡単すぎる越境で驚いてしまいました。

あと、シンガポールからジョホールバル行きの電車は1日に5便程度しかないらしく、入国審査もいったん下車しなければならないため、よほどでない限り電車よりもバスやタクシーのほうがラクみたいですよ。

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