中国の北京に行ってきた。(3)



故宮博物館から北に行ったところにある、外国人観光客や若者たちに人気のある南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)に行ってきました。演劇の専門学校があることから、アート色の強い独創的な店が集まるようになったんだそうです。今ではチュロスやたこ焼きなど観光客向けの店がひしめきあって、一大観光スポットになっているため、そんなに独創的な感じには見えないかもしれませんが。


中国と言えば『論語』や『孟子』など四書五経や、『三国志演義』『西遊記』などの中国四大奇書などいろんな古典を生んだ国。今ではその名作古典を使ったメモ帳などが数多く作られています。日本でも『源氏物語』や『太平記』といった古典ブームがそろそろ来てもいい頃かもしれません。 


南鑼鼓巷のシャレたカフェで一休みすることに。平日なのであまり人もいなくてまったりです。ice cream with hot coffeeというメニューがあったので、暑くて冷たいのが食べたいけどやっぱり熱いコーヒーも欲しいなと思い注文したら、アイスクリームだけが出てきて「コーヒー来ないのかな…」と思っていたら、なんとバニラアイスにホットコーヒーをぶっかけたものでした。飲み物別じゃないのかよー。

日本の将棋や囲碁のように、中国では象棋(シャンチー)と呼ばれるゲームに興じている人が道端にたくさんいます。路上にこうやって公式にゲーム盤が設置されているところも。見ていると面白そうなので、象棋のルールを覚えてみるのも楽しそう。

北京最大の繁華街、王府井(ワンフージン)。百貨店やらショッピングセンターが建ち並んでいます。6年前に来た時に大きく「王府井」と書かれていた建物は無くなったのかな…。6年前とは違う風景になっていました。歩行者天国になっていて、お土産ものもたくさんあります。個人的にはやっぱり面白くはなかったけど…。


この日の夜は、お誘いを受けまして、北京で活躍されている日本人の方々が集まる食事会へお邪魔することに。日本の出版社から中国関連の本を出版されている方など、いろんな方にお会いし、北京ならではのいろんなお話を伺うことができました。


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