[デンマーク編] コペンハーゲンを歩いてみた。(5)



デンマークの首都コペンハーゲンの散策もいよいよ大詰め。ニューハウンからコンゲンス・ニュートー広場を経由して、王立劇場の横を抜けると、運河に囲まれたスロッツホルメン島が。図書館や美術館、武器博物館などが集約された地帯です。


そこにあるのは、クリスチャンスボー城。国会議事堂や最高裁判所など、政治三権もこの場所に集約されているのです。でけー。かつてここにはコペンハーゲン城という城があったものの、クリスチャン4世によって建て直されたためにクリスチャンスボー城の名前があります。今回いろんな城を見てきましたが、これが最後のお城となるようです。


世界初の歩行者天国として名高いストロイエ。これから帰国するのですが、最後に老舗パティスリーのラ・グラースなどに寄ってコペンハーゲン土産をいろいろと物色しました。


ストロイエ近辺のカフェレストランで食べたチョコレートパフェ。なぜか唐傘みたいなのが刺さってますな…。北欧はスイーツもいろいろと美味しかったです。


右の煉瓦造りの建物がコペンハーゲン市庁舎。1095年に建てられた6代目の市庁舎なんだそうですが、すごく長い歴史ですよね…。ちなみに塔にある時計は300年経っても1秒以内の誤差しか出ないという有名な天体時計なんだそうですよ。


市庁舎横にある、作家アンデルセンの銅像。チボリ公園の上空を見つめています。「人魚姫」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」など、日本人にも馴染み深い数多くの童話を残したアンデルセンですが、その名声はデンマークの誇りとなっているようです。


ということで、コペンハーゲン国際空港へ。コペンハーゲン中央駅からマルメ(melmo)行きの電車に乗れば20分ほどでコペンハーゲン国際空港駅(Kobenhavns Lufthavn Kastrup)に着きます。なぜか空港の中の一画に、人魚姫の銅像が。ランゲリニエ埠頭に浮かぶ人魚姫の像を見ることができなかった人は、ここで記念撮影をするといいかと。乗っている石が本物よりかなり小さいけど。


ということで、コペンハーゲン国際空港から成田空港へと出発することに。スカンジナビア航空の直行便が1日1本あるのです。成田までは所要時間約11時間。いよいよ帰国です。

というわけで、ドイツとデンマークに滞在していろんな地を巡ったのですが、どちらの国も本当に魅力的で、もしかしたらこれまでの海外旅行の中で最も充実していたかもしれないというほどでした。正直言って、ドイツは最初からすごく楽しみだったものの、デンマークはそれほど期待していなくて単純に航空路の中継ぐらいに考えていたのですが、完全に予想外で、あまりに楽しすぎました。

ドイツもデンマークも、まだまだ訪れていない魅力ある場所がたくさんありますし、もう一度訪れたい場所もたくさんありました。またいつの日か、再び行ける日があればいいなと思います。ほんと、また行きたい!

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