[デンマーク] ヘルシンゲルを歩いてみた。



クロンボー城のあるヘルシンゲルの街を歩いてみることにします。クロンボー城駅の近くに単線電車の駅があり、ヘルシンゲル駅まで乗れるのですが、ここは踏切を超えて中心街まで徒歩で行くことに。単線電車は黄色の車体でかわいい。


ヘルシンゲル駅の北東部一帯は、歩行者天国っぽい商店街になっています。特にお土産店が並ぶわけでもなく、一般的なショップが並んでいて、しかも外資の高級店ではなく地元の比較的安い店も多かったです。デンマークよりもいろいろモノが安いようなので、いろいろお土産を買いこんでみました。


ある店のショップウィンドウ。あることに気が付きますよね。そう、プレゼント放送が赤字に白十字のデンマーク国旗になっているのです。デンマーク国旗はそのままプレゼントを表すことができるので、あちこちの店でクリスマスツリーのオーナメントになっていたり、いろんな使われ方をしていました。


すごく寒かったので、カフェレストランに入ってスープとカフェラテを注文することに。メニューが読めないのでテキトーに頼んだのですが、手前のHummer Suppeは美味しいコンソメっぽいスープで美味しかったです。奥のUgens suppe m grod og smorというスープは、ポタージュにバルサミコ酢みたいなのがかかっていて酸っぱくていまいちよく分からない味でした。でもこの北の地で温かい食べ物は癒されますね。


パン屋さんにはデニッシュがたくさん並んでいます。ちなみにデニッシュとはデンマークを意味する言葉です。ホテルやカフェなどでもデニッシュは至るところで見るのですが、本当に甘くて美味しいですね。日本だとそんなにデニッシュ食べたいと思わないのですが、なぜかたくさん食べました。


チーズの専門店。北欧は比較的物価が高い国ですが、やはりチーズやワインのように日本では輸入品として扱われるものについては、はるかに日本で買うよりも当然安いです。高級そうなチーズを煩雑に積んで売ってあるのもヨーロッパならでは。たくさん買ってしまいました。


ちょっと大き目のショッピングセンターがあったので入ってみることに。衣料品も食料もいろいろと安い。ベビー服のコーナーも北欧らしいかわいらしいデザインの防寒着がたくさんあって、日本よりも若干安いという感じ。近くの小さな洋服店でも、さらに安い子ども服が売ってある店がたくさんありました。


繁華街から横道にそれてみると、昔ながらの風景が広がっています。赤い屋根に色あせた土壁に石畳の道路。ほんと、タイムスリップしたような感覚に陥りますね。そんな感じで、今回のヨーロッパ滞在で最北となるヘルシンゲル(ヘルシンオア)の散策はとっても楽しめたのでした。行ってよかったなあ。


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