[ドイツ編] ハイデルベルクを歩いてみた。(2)



ハイデルベルクの街をさらに歩いてみます。観光のハイライトであるハイデルベルク城から下りて、コルン広場、マルクト広場のクリスマスマーケットを抜けてネッカー川に出ると、ハイデルベルク城のテラスから見えた、アーチの美しい1788年建造のカール・テオドール橋が見えてきます。


雨がひどくなって寒さが増してきたので、橋を渡る前にオシャレなお店で腹ごしらえ。スープとサラダの後は、ピザやパスタなども食べました。とっても親切な店で、心が温まりました。


アルテ・ブリュッケ(古い橋)の通称を持つカール・テオドール橋を渡った対岸から見たハイデルベルク城。写真ではあまり分からないと思いますが、この頃からものすごく豪雨になってきて、対岸もかなり見えにくくなってきました。これ、晴れてたらめちゃくちゃキレイなんだろうなあ…。


カール・テオドール橋を渡りきったところに、哲学者の路へ登るシュランゲンヴェーグと呼ばれる狭い小路があります。かなり急な道で息も上がりますが、頑張って登っていきます。でも登るにしたがって豪雨になってきて大変でした…。まだ昼なのに薄暗い。


ようやく登りきって、哲学者の道(Philosopheiweg)へとやってきました。しかしあいにくの豪雨で、絶景のはずの対岸の街もこのように薄暗い感じに。確かに美しい街並みなのですが、ここでいうとカール・テオドール橋の上部に見えているはずのハイデルベルク城の威容がほとんど見えてないのが残念…(見えますか?)。哲学者の道は観光客が多く歩いていたのですが、あまりの豪雨に一つしかない東屋の屋根の下にみんな退避してました。


街灯りが点るまで哲学者の道で待とうとも思ったのですが、あまりの豪雨と寒さに断念して山を下りることに。哲学者の庭と呼ばれる広場のあたりから、豪邸の並びを抜けながらウーファー通りに下って行く道があるので、雨に震えながら下りてきました。だんだん陽も落ちてきて、寒さが増してきます。


対岸からビスマルク広場のほうへ戻るテオドール・ホイス街から見た、右岸のハイデルベルク旧市街。だんだん灯りが点り始めました。夜の景色も美しいのかもしれません。


というわけで、夕方にはハイデルベルク中央駅に到着。フランクフルトへと戻ることにします。ICEで1時間程度なのですが、帰りの電車も豪雨で数十分遅れてました。今回のハイデルベルクの散策、傘を持って行っていたし雨も弾くダウンを着ていたからよかったものの、やはり冬のドイツは防寒対策必至だと思いました。寒かったー。でも、雨でさえとても美しい街を堪能できたので、またいつか晴れた日に来ることができれば嬉しいです。


コメント