[ドイツ編] ヴュルツブルクを歩いてみた。


ロマンチック街道の北の起点となるバロック調の古都・ヴュルツブルクにも行ってみることにしてみましたよ。ヴュルツブルクにはICEの駅があり、フランクフルトからなら約1時間、ミュンヘンからなら約2時間で着くことができます。


ヴュルツブルク中央駅から市街地へ延びるカイザー通り(Kaiser str.)。中央駅に着いた頃にはもう既に夕方で、しかも冷たい雨が降り始めました。昨日まで晴天が多くて「ドイツも意外に暖かいな」とたかをくくっていたのですが、あまりの寒さに身体がかじかんでしまいました。カイザー通りには多数の店が並んでいますが、300円ショップみたいな雑貨屋さんで、傘とマフラーを購入することに。


カイザー通りの端からは路が垂直ではなくなるので、つい方向を間違って迷子になりそうになります。視線の先にはハウク修道院が。実はこの時、修道院に気づくまで完全に道を間違っていました。もう少し西側にあるシェーンボルン通りは有名店が立ち並んで、大きなショッピングストリートになっています。


ヴュルツブルクのハイライトの一つである、マイン川の対岸にそびえる要塞・マリエンベルク城を見に来たのですが、あまりの暗さに私のカメラではキレイに写すことができませんでした…。というのも、雨も風も強くなってきて、買った傘がぶっ壊れるぐらいで、三脚を使っても倒れてしまうほどなのです。三脚持ってきてないけど。でも、アルテ・マイン橋とマリエンベルク城のライトアップは、それはもうほんとにキレイでした。今度は昼に来たいな。


あまりに寒かったので、ユリウス通りのお店に入ってポークステーキなどを食べることに。アメリカンスタイルの店なのか、サラダもポテトも山盛りでやって来ました。店名は忘れたけど、この店はサービスも良くて美味しかったなー。各テーブルのキャンドルもいい感じでした。


市庁舎横のマルクト広場でにぎわっているクリスマスマーケットを抜けて、アルテ・マイン橋から延びる大聖堂通りへ。目の前に聖キリアン大聖堂が建っています。大聖堂の横にはノイミュンスター教会という教会もあり観光スポットの一つになっています。


ヴュルツブルクの最大の見どころ、世界遺産にも指定された宮殿・レジデンス。世界最大の天井フレスコ画があることでも知られています。この時間では当然中には入れないわけですが、外観だけでもと見に行きました。実際にこの後も、レジデンスを見ようとやってくる観光客が結構いました。それにしても、とっても大きな宮殿です。


ヴュルツブルクと言えば、フランケンワインが有名。普通のワインボトルと違って丸みを帯びた形をしています。1319年創業という名店・ビュルガーシュピタールでフランケンワインをお土産として購入。試飲もできるし、値段も手頃。大きさもいろいろなものがあります。


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