越前大野城に行ってきました。


岐阜県の郡上八幡城を見てから調子に乗って、福井県大野市の越前大野城も見に行くことに。ところが岐阜県から福井県に抜けるのはけっこう大変でした。後悔はしていない。


無料高速道路の油坂峠道路を抜け、福井方面へ国道158号線を走っていると目の前に広がってきたのは、九頭竜湖。九頭竜ダムによるダム湖なのですが、何という美しさ。湖面に空の雲や山々が鏡のように映し出されています。いやー美しい。九頭竜ダム頂上も無料で見学ができます。


さらにダムを降りると、JR越美北線(九頭竜線)の終着駅である九頭竜湖駅に到着。終着駅大好き。道の駅九頭竜が併設されているのですが、終着駅が見られる道の駅ってなかなか風情があっていいです。大きな親子の恐竜の像もあります。


ようやく山を越えて、開けてきましたよ。九頭竜川の向こうのほうに見えるのがきっと大野市の市街地だ。忍者の里みたいな景色ですね。


越前大野城に到着です。入口から5分ほど徒歩で山を登ると天守閣に到着します。越前大野城は後に飛騨高山藩主となる織田信長家臣・金森長近によって築城され、やがて大野藩の藩庁となりました。大野藩は蘭学などの近代的学問に熱心な藩として知られていたそうです。


城下にある、環境省が定める日本名水百選にも選ばれている御清水(おしょうず)。今でも江戸時代の頃からの伝統で、上流から順番に飲料水、果物などを冷やすところ、野菜などの洗い場などと定めて使用されています。若い女性観光客たちが集まって汲んで飲んでは「高山の名水よりすこしまろやかだね」などと評していたんですが、もしかして歴女の歴史ブームならぬ、水女の名水ブームが来てたりします?


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